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<title>カラー版 日本美術史</title>
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<description>古代から20世紀末まで、日本美術の流れを246ページ、図版297点でたどろうというのも無理な話ではあると思っていますが、逆に類書がない現在、とても有用な本だとも感じています。
オール・カラーですし、...</description>
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古代から20世紀末まで、日本美術の流れを246ページ、図版297点でたどろうというのも無理な話ではあると思っていますが、逆に類書がない現在、とても有用な本だとも感じています。
オール・カラーですし、有名な作品は一通り網羅されています。時代区分は通例に従って政治史の区分を使用しています。美術の発展とその時代の治世者の関係は密接不可分の故なのですが。

綴じ込みの形式で年表があり、索引も充実しています、ハンディな美術事典の役割も果たしているのかもしれません。1991年に発行された書籍の増補新装版であるということが、この本の価値とベスト・セラーであることの表れだと感じており、辻惟雄多摩美術大学学長によって監修されています。

美術館で様々なジャンルの数多くの作品と触れるにつれ、断片的な知識を整理し、体系的な美術史というものを俯瞰して眺めたいと思った時、本書と出会いました。

ただし、あくまで本書は、初学者の手引きという域をでません。その限定された範囲において現在発売されている本の中では最適だとは思いますが、これを片手にできるだけ多くの実物と対峙してほしいと思います。

素晴らしい作品と対面した時、人類の持つ偉大な才能にただただ感心し、畏怖するばかりです。人類の叡智と言われますが、まさしくその通りで、名作の輝かしさを本では味わうのは難しいでしょう。細部に至る表現力にも関心を払うべきですから。

とは言え、ますば手にとってみて、それから日本美術の奥深さに入り混む切っ掛けになれば結構なことだと思っています。歴史好きの私は学校での資料集が好きでよく眺めていたのですが、受験用ではないもっと別のものが欲しいと思い、購入しました。 意外と本自体は小さくて、説明の字が小さく、説明が長く私には読みにくかったです。もっと大きめのサイズかと思っていたのですが、小さくて、しかしながら持ち運びには便利だと思います。
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<item rdf:about="http://47art-magazine.book-article.com/detail/02/4130820869.html">
<title>日本美術の歴史</title>
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<description>日本美術の有名どころの作品が満載です。
写真だけを見ていても 非常に楽しい。

義務教育で美術を学んだに留まる私のようなものにこそ、
楽しめる本だと思います。

辻先生の解説も、端的に的確なので非常...</description>
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日本美術の有名どころの作品が満載です。
写真だけを見ていても 非常に楽しい。

義務教育で美術を学んだに留まる私のようなものにこそ、
楽しめる本だと思います。

辻先生の解説も、端的に的確なので非常にわかりやすいです。簡潔かつ妥当な美術史だが、方法論的視座に欠ける。

要するに総花的で、なぜしかじかの作品が選ばれて、別の作品は除外されているのか、その論拠を最後まで隠蔽したままで終わるのは学者としてフェアではない。

きれいな図版と共に、わかりやすい解説で読めるから慶んでいるだけの素人読者にとっては上出来な本と言えるだろうが、それにしてもあまりにも楽天的な方法論だろう。

これは文字通りクロノロジカルな編年体日本美術通史にすぎず、別のレビューに指摘してあった、本書１冊でカタログ100冊分よりリーズナブルという考え方もまたあまりにもイージーな経済観念である。カタログには、より精緻な研究論文が収録されていることがあり、本書の簡潔すぎる概説書とは別次元のものである。

結論として、本書を慶んでいる読者は、たんに日本美術に無知であった自分に恥じ入らねばならないだけのことである。その恥の感覚なくしては、本書を超える未来の美術史は不可能である。

この程度で慶んでいて、どうするのだという話である。美術などの目をたのしませてくれる。
こんなさくひんにはこんな秘密が隠されていたのかと。
おもいながらめくるページというのは、時間軸が
はやい人とずれているわたくしの人生の時間にあっていて
うれしい。みなさまも是非時間があめときに
想いを馳せてみるとよりよい日本の美術がわかるかもしれない。
一読すいしょういたします。美術史の本というと、網羅性と客観性を重視するあまり、つい眠たくなってしまうものが多いのですが、この本では、ときどき辻さんの生々しい感嘆の声が聞こえてきて、読んでいると思わずのめりこんでしまいます。日本美術のすべてを網羅する壮大な美術館を、辻さんが案内人になって見ている感じです。半面、この本を教科書として考えた場合は「辻史観」が強すぎるといえるかもしれません。
しかし、辻さんの視点は、縄文から漫画・アニメまで公平に扱い、なおかつ偏狭さに陥らない姿勢が一貫しているので、好感が持てます。日本美術の特定の分野に興味のある人で、もっ視点を広げたいと思っている人にお勧めします。この本を読めば、美術館で今ままで素通りしていた展示物にも、興味がわいてくるようになるでしょう。また「わび」「さび」といったキーワードで語られることの多かった日本文化も、それだけじゃないということも、よくわかると思います。■古代の縄文土器から現代の宮崎アニメまで日本美術を俯瞰した一冊。
 ペ−ジをめくるだけで目に飛び込んでくる
 380枚にも及ぶカラ−図版がとても美しく、
 とんと美術に関心のない私を、
 ついつい日本美術の素晴らしい世界に誘ってくれました。
 
 すでに他の方の書評でも書かれていますが、
 できれば英語をはじめ多くの外国語に翻訳されれば、
 日本美術の素晴らしさを広く海外へ紹介する絶好の書になるように
 思います。

■ 冒頭と結びで著者は、日本美術の特性を、
 かつて奈良･京都を空爆から救った恩人でもある米国のｳｫ-ﾅ-の言葉を借りて、
  「enduring(ｴﾝﾃﾞｭｧﾘﾝｸﾞ)」：永続的＝いつまでも生きながらえる
と評しておられます。 

 翻って、音楽の世界ではどうでしょうか。
 日本の伝統音楽の権威で、
 過日なくなられた吉川英史氏の著作の一つに
 「日本音楽の歴史」(創元社1965)がありますが、
 美術の世界とも重ね合わせながら、
 明治以降に取り入れられた西洋音楽と日本の伝統音楽との間の関係を
 じっくり辿ってみると、新たな発見があるかもしれませんね。

 いつかそんな著作が誕生することを期待しています。 

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<item rdf:about="http://47art-magazine.book-article.com/detail/03/4473031985.html">
<title>光琳デザイン</title>
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<description>尾形光琳の残した芸術の素晴らしさはあらゆるところで論じられ、評価が定まっています。そんな偉大な光琳による工芸意匠のジャンルで先駆的な功績を残した業績を図版でたどることができる書籍です。

江戸時代も...</description>
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尾形光琳の残した芸術の素晴らしさはあらゆるところで論じられ、評価が定まっています。そんな偉大な光琳による工芸意匠のジャンルで先駆的な功績を残した業績を図版でたどることができる書籍です。

江戸時代も高い評価を受けた光琳ですが、明治以降、外国の美術愛好家は光琳のデザイン性に早くから着目し、いわば逆輸入の形で評価が高まっていきました。それは戦後の芸術界でも同様で、新しいデザイン制作現場で光琳の斬新性と時代を超えた意匠の奇抜さに関心が集まり、より高い評価へとつながったように感じています。

本書では、そんな光琳の素晴らしさをくの写真図版と解説で解き明かそうとしました。
図版も多く、「紅白梅図屏風の科学調査」での「金箔」に関する指摘と検証は美術史において、重大な発見だと思いました。また、光琳の研究で博士号を取得された玉蟲敏子武蔵野美術大学教授の「光琳の絵の位相―燕子花のモティーフをめぐって」は斬新な視点から、光琳芸術の真髄を比較して検証した論考だと思います。少し難解ですが、琳派研究者の視点の鋭さを学びました。

個人的には、乾山も好きですし、浪費家で放蕩の兄・光琳に対して、堅実な弟・乾山というイメージがありますので、そこでの兄弟の芸術に対する肌合いの違いは性格の違いから派生したものだと感じています。前半の多くの図版を眺めながらそんなことを考えていました。光琳研究に必要な書籍であることは間違いありません。つい最近ちょっとしたブームになった（らしい）琳派。その琳派について尾形光琳はもちろん、
乾山や酒井抱一などの作品を多彩な視点からマニアックかつ柔軟な考察でまとめあげた
カラー写真もたっぷりのゴージャス本。
特にカバーにも一部使われているの謎に最新のテクノロジー機器を使って
科学的に迫るあたりは圧巻。が見た目は金屏風、金箔を使用しているように
見えても実は金箔ではなく、その様に「デザイン」されたものだったら？
この本を読むと現代人が自然に誤解してしまうような堅苦しい伝統芸術というイメージを
完全に払拭してくれます。
尾形光琳ってなによりもまずセンスの人、デザイナーに近い人物ということが理解できます。
粋な発想やユーモアは現代のポップアートやポストモダンに非常に近いかもしれません。
これ一冊で琳派のことがかなり理解出来ますし、カラー写真も豊富、読み応え充分で・・・
この価格！？・・・安いっ！！
琳派ファン、もしくは琳派のことが知りたい方は購入して損は無いと思いますよ？
それにしても理屈はともかく、って素敵ですよね・・・うっとり☆
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<item rdf:about="http://47art-magazine.book-article.com/detail/04/4061597795.html">
<title>民藝とは何か (講談社学術文庫)</title>
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<description>柳宗悦の本、しかも民芸ではなく民藝と書かれていることで、
難しい学術論文かと引いてしまう雰囲気がありますが、
日本の民藝の美についてわかり易く書かれた本です。

宮廷や特権階級が好んでいたきらびやか...</description>
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<![CDATA[
柳宗悦の本、しかも民芸ではなく民藝と書かれていることで、
難しい学術論文かと引いてしまう雰囲気がありますが、
日本の民藝の美についてわかり易く書かれた本です。

宮廷や特権階級が好んでいたきらびやか美は本来の美ではなく、
人々が生活のなかで使っている道具に美があると説いています。
素朴な味わいのなかに潜んでいる美。道具の機能性に含まれている美。
その語り口調は熱く、民具、民器といった生活品に美など存在しないという当時の風潮に、
独り立ち向かっていく意志が強く感じられます（この本の初版は１９４１年）

本の巻末には著者らが設立した「日本民藝館」に陳列された民藝品について、
写真付で解説があり、具体的に民藝の美についてわかります。
民藝の美とは何か。
一言で言うのならば、意図していない美、ということかもしれません。
この本を読むと何気なく使っている器や道具に対して、愛着心が湧いてくるのが不思議です。

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<item rdf:about="http://47art-magazine.book-article.com/detail/05/4106021447.html">
<title>小堀遠州 綺麗さびの極み (とんぼの本)</title>
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<description> 本書は、茶人、建築家、庭師、政治家としてマルチな才能を遺した小堀遠州の魅力を、ふんだんなカラー写真を織り交ぜつつ、遠州に関心が高い著名人の解説を織り交ぜている。「NHK美の壺 表具」を通じて遠州に...</description>
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 本書は、茶人、建築家、庭師、政治家としてマルチな才能を遺した小堀遠州の魅力を、ふんだんなカラー写真を織り交ぜつつ、遠州に関心が高い著名人の解説を織り交ぜている。「NHK美の壺 表具」を通じて遠州に関心を持ったものの、どの本から遠州について学べばよいかわからなかった。検索した結果、本書を含む2冊の本が入門書に相当することを知った。そして、本書は遠州の入門書としては最適で、遠州のマルチな才能を体系的に理解できる。

 私と同様、大半の方は遠州について存じない方が多いと思う。遠州は吉田織部の弟子であり、千利休の孫弟子である。利休は有名なので私なりにわかりやすく説明すると、遠州は信長、秀吉、家康の家康に相当する。
（中略）
 作風としては、明るく開放的な空間で、世界中で受け入れられる近世の取れた形と装飾性が挙げられる。利休にありがちな白黒の世界ではなく、カラーをふんだんに使用しているといったところだろうか。本書の22〜23ページに利休、織部、遠州の茶碗比べをカラー写真で取り上げているが、このページは本書の全てを濃縮しているといっても過言ではない。

 自分の世界を徹底的に追求するのが利休と織部だとすれば、遠州はおもてなしを最重要視している。相手の地位や気持ちを最優先し、TPOに合わせて舞台をコーディネートする。まさに、現代のサービス業にも通じる要素であり、グローバル化が進んでいる21世紀は遠州の時代だといっても過言ではないと考える。
 ただ、誤解して欲しくない点が1つある。それは、利休や織部の時代は終わったということではなく、遠州も両者と同等に評価されて然るべき時が来たのではないかという点である。遠州は利休と織部の直系であり、利休と織部なくしては遠州も存在し得ないのだから。

 以上のように、本書は遠州を知る上では最適な本の1冊である。しかし、不満も無くはない。それは、作品と解説が中途半端に混ざっている点である。2ページで1項目を取り上げたほうが、読者に対してより体系的に遠州について理解でき、織部や利休についても派生するのではないかと考える。さらに、歴史上の人物との兼ね合いや趣向の変化等をわかりやすく紹介し、解説も小出しで取り上げれば、遠州の偉大さや業績を再認識することができるのではないかと考える。初冬の京都、初霜の降りた名刹南禅寺金地院の鶴亀庭園で他殺体が発見された、遺体は遥拝石そばの白砂上に人為的に奇妙な姿勢で横たえられていた、身元は市内有名博物館館長、近世日本美術史研究者と被害者の娘による調査が始まった、奇妙な姿勢は遠州好みの「面取」に倣ったものだった、そして鶴亀庭園の作者も遠州、江戸初期、徳川家、柳生一族、天海僧正、崇伝、そして古代より朝廷に力を持つ闇の勢力、はたして日本のレオナルド、小堀遠州とは何者だったのか、そして真の日本の姿とは、がいま明らかにされる、遠州没後360年の今年、ﾀﾞﾋﾞﾝﾁ･ｺｰﾄﾞの次は遠州コードだぜ！

って、ﾊﾟﾛﾃﾞｨもあながち的外れではない多芸多才の天才こぼりえんしゅう、業績全般に関しｺﾝﾊﾟｸﾄにまとめられた良書、全ページ・カラーで眺めて良し、読んで良しです、著者の一人は遠州流本家の人、料理のﾍﾟｰｼﾞを設けたのは良い、

このシリーズは大きさが小さいことは購入前にぜひ確認されたし、個人的には本書のような内容であれば週刊誌サイズが望ましいとおもうが、大きく重いものを持ちたくない読者層も存在するのでこの点は購入者の好みになります、評者の愛読書、芸術新潮1996年2月号の遠州特集と同じｱﾝｸﾞﾙの写真がたくさんあるのにはちょっと苦笑、

建築家の視点ということで磯崎新が登場しているが、あいかわらず言葉数が多いだけで何も語っていないのは困ったもの、現代建築家なんかに遠州を語らせようという姿勢がおかしい、と気づかないところが編集者の力量の限界でしょう、
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<item rdf:about="http://47art-magazine.book-article.com/detail/06/4896919033.html">
<title>葛飾北斎・春画の世界―カラー版・江戸の春画〈2〉 (COLOR新書y)</title>
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この画狂老人（北斎のペンネーム）は、美しげな絵ばかりが教科書に載っているが本質はそこにはない。いわゆるエロチックな絵を描いているが、他の春画と比べてこの生々しさはどうだろうか。風景画を同時代の画家と比べてもやはり感銘を受けるほどのオリジナルを感じることができるが、春画は異様なまでのこだわりだ。英雄色を好むとは昔から言われる格言だが、画家がエロを描いて見せ付けられると、そのショックは実に大きい。この指や細部、背景へのこだわり。浮世絵は、ペン絵のように線を増やす方向の表現が制限される。北斎はそれをデフォルメと構図、そしてポーズによってこの生きているような生命力を獲得していることが、たくさんの例によって示されている。エロい、エロすぎ！天才といわれれば凡人の私は黙るしかなかった。
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<item rdf:about="http://47art-magazine.book-article.com/detail/07/4480084959.html">
<title>美術という見世物―油絵茶屋の時代 (ちくま学芸文庫)</title>
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<description> かつて兵庫県立近代美術館学芸員として「日本美術の１９世紀」という衝撃的な展覧会を開いた著者が、その内容の一部をさらに詳しく論じた書物。生人形、見世物としての油絵など、幕末明治期の美術の周辺に置かれ...</description>
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 かつて兵庫県立近代美術館学芸員として「日本美術の１９世紀」という衝撃的な展覧会を開いた著者が、その内容の一部をさらに詳しく論じた書物。生人形、見世物としての油絵など、幕末明治期の美術の周辺に置かれてきた造形表現を広く探り、日本近代美術史の再考を迫った。著者は、もちろん移植された制度としての〈美術〉に自覚的だが、制度自体の沿革をたどろうとするのではない。あくまでも具体的な資料そのものから眼を離さず、大量の物と文献とを注意深く公平に検討することを通じて、この制度の呪縛から軽やかに逃れ出ている点がすぐれる。江戸時代までと明治以降との連続性を常に意識し、いわゆる古美術に対する判断にも偏見がない。そこに浮かび上がるのは、美術行政・美術教育・美術展覧会の外側で、そして美術史学の外側で作られ続けていた幕末明治の造形の多様でエネルギッシュな姿にほかならない。平凡社の叢書が初版だが、ちくま学芸文庫で復刊されたのは、より広い読者を得るために喜ばしいことだった。
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<item rdf:about="http://47art-magazine.book-article.com/detail/08/4480089098.html">
<title>奇想の図譜 (ちくま学芸文庫)</title>
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<description>「かざり｣の文化論をはじめとして、とても楽しい視点
なのだが、やはり、こうした本の図録はフルカラーじゃなきゃ。
そこが少し残念です。</description>
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「かざり｣の文化論をはじめとして、とても楽しい視点
なのだが、やはり、こうした本の図録はフルカラーじゃなきゃ。
そこが少し残念です。
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<item rdf:about="http://47art-magazine.book-article.com/detail/09/4480039252.html">
<title>日本美術応援団 (ちくま文庫)</title>
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<description>この本には本当に完敗。
西洋絵画にばかり目がいっていた若い頃が恥ずかしくなった。
山下氏、赤瀬川氏のやわらかな思考、鑑賞力には目からウロコ。
今まで受け入れられなかった日本画家の作品も彼らの話に耳を...</description>
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この本には本当に完敗。
西洋絵画にばかり目がいっていた若い頃が恥ずかしくなった。
山下氏、赤瀬川氏のやわらかな思考、鑑賞力には目からウロコ。
今まで受け入れられなかった日本画家の作品も彼らの話に耳を
傾けると、違った視点で鑑賞できる。
壁を越えさせてもらった素晴らしい1冊。
電車の中で読むと笑いが堪えられなくなる事もあるかも。
そこは要注意！文庫版ということで画像が小さいのは残念ですが、これはこれで目に入れて楽しいものです。
これだけのカラー図版を収めてこの値段というのはお得だと思えました。
尾形光琳の梅の見立てなど、それぞれの解釈も面白く、また難しいことばもなく、
読後には少しばかり日本美術に触れ合えた実感があります。
それぞれの作者さんの特徴などをそっと教えてくれる点なんかもとても丁寧です。
私のように北斎や蕭白の名前は知ってるけど、作品をちゃんと見たことがない、といった人だったら面白く読めると思います。
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<item rdf:about="http://47art-magazine.book-article.com/detail/10/4568400511.html">
<title>カラー版 東洋美術史</title>
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<description>２０００円台で図版の多くしかもカラーで見やすいので東洋の美術に興味がある方にはおすすめですね。
ただ、全体的な東洋の美術史というよりも日本以外の各アジアの美術史といった感じになっているので、（各章が...</description>
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２０００円台で図版の多くしかもカラーで見やすいので東洋の美術に興味がある方にはおすすめですね。
ただ、全体的な東洋の美術史というよりも日本以外の各アジアの美術史といった感じになっているので、（各章が１章イラン、２章中央アジアなどになっている）東洋美術史というのは若干違うような気がします。
東洋美術が西洋美術（主にヨーロッパ文化圏）に対義するものではないにしても（地理的、宗教上など）もっと時代（テーマ）に沿ったわかりやすい編集の方がよかったですね。しかし、多様性にあふれた美術こそアジアの美術の魅力の一つですし、難しいですね。
一言っていうと、非常に読みにくい本です。

知名度の高い教授が書かれたと思われますが、
正しい日本語になっていないし、文書も親切さが足りなく、
非常に読みづらくて困っています。
せっかく東洋美術に興味があったのに。。。この本だととても残念です。

あえて良いところといえば、カラーの図版が付いていることで、
★がひとつ評価します。
これから東洋美術について知りたい方はあまりお勧めできません。

他の東洋美術史の本を探していますが、意外とあまりないですね。
日本の美術は東洋から大きな影響を受けていましたので、
東洋美術についてもっと親切な本が出てほしいです。
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<item rdf:about="http://47art-magazine.book-article.com/detail/11/4104061034.html">
<title>ひらがな日本美術史〈3〉</title>
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<description>日本美術の見方に新鮮な息吹を吹き込んできたシリーズの一冊。３巻目の本書は、安土桃山時代の傑出した作品について語っています。東照宮、姫路城といった建築、唐獅子図屏風や彦根屏風といった屏風絵、うつわ、兜...</description>
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日本美術の見方に新鮮な息吹を吹き込んできたシリーズの一冊。３巻目の本書は、安土桃山時代の傑出した作品について語っています。東照宮、姫路城といった建築、唐獅子図屏風や彦根屏風といった屏風絵、うつわ、兜、装束……自由闊達で豪華絢爛たる時代を代表する逸品について、橋本治は、新しい視点や思いもよらぬ解釈をちりばめ、類書とは全く異なる輝きを放っているのです。添えられた図版の印刷もまたすばらしく、こちらもついうっとりと眺め入ってしまいます。美術書や教科書の説明を暗記して、美術館や博物館に行って「ああ、これが有名な○○かぁ」と感心するような、知識に偏った美術鑑賞を卒業した人に、お勧めな本。レビューにもあるように、橋本治の妄想も入っているとしか思えないんだけど、紹介されている有名美術工芸品の背景となった時代のトンデモナイ盲点を持ち出してくるので多少の美術史の知識なんか、ひっくり返る。たとえば高台寺の蒔絵なんか、今まで秀吉の派手好みに対して、けっこう地味だなーと思っていたのにこの本を読んだら「あ、なるほどねー」と思った。桃山時代から江戸初期って、特に日本文化の中の「非常識」なものがたくさん生まれた時代なので、そこに抱腹絶倒な解釈をされると、大笑いするしかない。美術史の常識に挑戦する新解釈の日本美術史第3巻。扱う時代は安土桃山時代とそれに続く江戸時代初期で、取り上げる作品は建築や工芸など多岐にわたっている。『源氏物語』や『枕草子』を現代語訳してきた作家橋本治による本書は、従来の日本美術史に違う視点を持ち込もうとする硬派な意志と、作品をめぐる著者のロマンチックな妄想（あるいは詮索）から成り立っている。 まず著者は、いわゆる美術の周辺分野での職人の仕事に注目する。たとえば輸出仕様の漆器を「お客さん（ヨーロッパ人）の好みを前提にした自分達なりのスタイル」に仕上げてしまう蒔絵職人に、時代を代表する芸術家長谷川等伯とも通じる、日本人の優れたデザイン処理能力を見て、そのセンスの良さに驚嘆する。次に、安土桃山美術の衰退期と見なされる江戸時代初期に光を当てる。前時代の美の基準から見てエネルギーを失っていても、視点を変えれば「様式的な完成」であるとの立場から、さまざまな作品を擁護する。たとえばこうして解題される「彦根屏風」の項では、裸足や髪型の風俗史を経て、詩的な結語へとたどり着く手際が鮮やかである。 文体は「桃尻語」ではないが、堅苦しい「お勉強」の雰囲気はなく、気負わずに読むことができる。著者の空想は物語またはエッセーとして楽しみながら、当時の風俗・文化も感覚で理解できる仕掛けになっている。（林ゆき）
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<title>日本の古典装飾―天平から江戸の時代様式にみる</title>
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<description>日本の装飾の変遷が一目で分ります。
こまごまとした解説が一切無く、ひたすら実画がカラーで載っているのが良。
細部まできちんと書き込まれていますので、テキスタイルの参考にするには最適かと。
仏像の光背...</description>
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日本の装飾の変遷が一目で分ります。
こまごまとした解説が一切無く、ひたすら実画がカラーで載っているのが良。
細部まできちんと書き込まれていますので、テキスタイルの参考にするには最適かと。
仏像の光背、日光東照宮の装飾、果ては遠州好みの欄間まで…描かれているのは平面の装飾だけでないところがステキ。
ただ、この模様の由来や、意図などをお求めの方には向きません。解説はほとんど皆無です。
デザインの参考にお求めの方には最適かと思います。
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<title>スキャンダル戦後美術史 (平凡社新書)</title>
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<description> 先に出版された「芸術とスキャンダルの間」が日本美術の表の面を描いたものとするのならば、本書はその裏の面を描いたものといえるだろう。特に藤田嗣治と東京芸大の項が興味深い。著者の的を射た問題提起にも関...</description>
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 先に出版された「芸術とスキャンダルの間」が日本美術の表の面を描いたものとするのならば、本書はその裏の面を描いたものといえるだろう。特に藤田嗣治と東京芸大の項が興味深い。著者の的を射た問題提起にも関わらず、と言うより的を射ているからこそ日本の画壇が変化をすることはないであろう。改革で一番困るのは改革が必要な画壇自身であり、一番困らないのが内情を知らない一般人であるからだ。私たちに残された選択は天才の出現であるが、それが日本人であっても海外からの‘輸入’という形になるのではないのか。私たちは海外の御墨付きがなければ‘天才’というものがどんなものなのか分からないからだが、何故分からないのかは本書を読めば分かる。
 しかし例の和田氏の芸術選奨取り消し事件は不思議なものだった。私は和田氏とスーギ氏の作品をテレビで見比べた時、コミックとそれをそのまま‘引用’したリキテンスタインの作品を思い出した。同じ‘引用’であるにも関わらず、一方は罵詈雑言を浴びせられ、他方はポップアートの巨匠であることが理解出来ない。それともこの事件は、スキャンダルで作品の値を上げるために仕組まれたものだったのか？...和田氏の？...スーギ氏の？...二人の！？
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<title>江戸春画の性愛学 (ベスト新書)</title>
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<description>春画の起源や時代毎の絵の技術・画法を真面目に解しています。
絵は変に隠されたりしないで全ての部分を見る事が出来ますし、オールカラーなのも良いです。
同シリーズの２や３には、複数人による交接や性器をか...</description>
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春画の起源や時代毎の絵の技術・画法を真面目に解しています。
絵は変に隠されたりしないで全ての部分を見る事が出来ますし、オールカラーなのも良いです。
同シリーズの２や３には、複数人による交接や性器をかたどった妖怪の絵などおもわずにやけてしまうような性的に大変滑稽なものも取り上げられてあり、「笑い絵」と呼ばれていたのも納得です。
また、日本の性文化に対する寛容性が窺い知れて面白いです。
しかし、最後には何より春画という芸術品の美しさを再認識する（出来たような気になる）良書です。
春画の本が、沢山ある中で、こんなにいろいろ、細部にわたってかかれてというよりは、描かれている本は、ありません。大好きな福田和彦さんのセクソロジーこの本で、日本の性の文化の広さと深さを大いに実感しました。本当に面白いですよ。この本に挿絵として出ている春画はとても興味ふかく、見ていて楽しいです！はらりと解けた帯と、脱ぎ散らかされた着物たちのなんともいえない艶っぽさ。着物の柄もくっきりと描いてあって私はいつも春画の着物の柄を見るのが大好きなんですね。また、江戸時代のスーパースター、遊女たちの歌がのってたり、万葉集、東歌やアイヌの恋歌のお話、恋の魂呼ばいの話は大変興味深いです。自分の血の中にこのような遺伝子があるに違いないと核心しますね。ぜひとも皆様お読みください！！日本人の男女の関係性の何たるかがよくわかりますよ。日本の江戸文化にこんなに華麗で大胆な浮世絵春画の文化があったとは、本当に驚くべきことだ。この本はオールカラーの図版を惜しみなくふんだんに使い、その魅力をあますところなく伝えている。世界でも稀な日本独自の春画という分野、江戸開府４００年を迎える２００３年、まさにこの本は記念すべき出版物であると思う。この貴重な文化を知るとともに、雅な江戸性愛学を学ぶことは、ゆがんだ現代の性愛の世界に、新しい指針を与えることになるだろう。著者の長年の研究に敬意を示したい。すばらしい。日本の江戸文化にこんなに華麗で大胆な浮世絵春画の文化があったとは、本当に驚くべきことだ。この本はオールカラーの図版を惜しみなくふんだんに使い、その魅力をあますところなく伝えている。世界でも稀な日本独自の春画という分野、江戸開府４００年を迎える２００３年、まさにこの本は記念すべき出版物であると思う。この貴重な文化を知るとともに、雅な江戸性愛学を学ぶことは、ゆがんだ現代の性愛の世界に、新しい指針を与えることになるだろう。著者の長年の研究に敬意を示したい。すばらしい。
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<title>すぐわかる琳派の美術</title>
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<description>最近の美術史の捉え方として「琳派」という範疇が一般化されています。実際、狩野派のように組織だって伝承されたものではないのですが、そのイメージするところを分かりやすく包括している概念なのです。個人的に...</description>
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最近の美術史の捉え方として「琳派」という範疇が一般化されています。実際、狩野派のように組織だって伝承されたものではないのですが、そのイメージするところを分かりやすく包括している概念なのです。個人的には、それぞれの絵師や陶工の個性の集合体としてとらえていますが。
その素晴らしい作品群を俯瞰して眺めることができる本書の価値は高いと思います。

章立ては、「琳派の登場−俵屋宗達とその周辺−」、「琳派の確立−尾形光琳とその周辺−」、「琳派の発見−酒井抱一とその周辺−」、「琳派の伝統と再生−近現代の琳派風作品−」となっています。

俵屋宗達が養源院の杉戸絵に描いた大胆な「唐獅子」や「白象図」は、「風神雷神図屏風」に共通する奔放さがありますし、本阿弥光悦の「舟橋蒔絵硯箱」の独創性は現代の意匠工芸につながる斬新さに満ち溢れています。尾形光琳の「紅白梅図屏風」「燕子花図屏風」「八橋蒔絵硯箱」の美しさや、弟の乾山による一連の乾山焼の見事なフォルムもまた本書で確認できます。野々村仁清の「色絵金銀菱文重茶碗」のモダンさは筆舌に尽くしがたいですが、仁清・乾山という時代順での掲載の方がしっくりとくるのですが・・・。

酒井抱一の「四季草花蒔絵茶箱」、鈴木其一の「水辺鵞鳥図屏風」、近代の琳派を代表する神坂雪佳「百々世草」という流れはまさしく琳派の本流でしょうが、下村観山や横山大観を本書に収録するとなると少し範疇が広がりすぎるきらいがあります。
美術史の流れを把握しているわけではありませんが、琳派というジャンルの確立には、ある程度コアな部分の特徴を強調するほうが分かりやすかったようにも思いました。 俵屋宗達から近現代の琳派風作品まで、ジャンルを問わず多数の琳派作品が収録されています。専門用語が殆ど無く、平易かつ詳細に書かれているので、琳派の入門書に最適なのではないでしょうか。琳派がアール・ヌーヴォーに影響を与えたり、アール・ヌーヴォーから琳派を再発見したりして、琳派とアール・ヌーヴォーは密接な関係が有るので、アール・ヌーヴォーのファンの方も読まれてみては如何ですか？琳派といえば俵屋宗達の「風神雷神図屏風」、尾形光琳の「八橋蒔絵硯箱」ぐらいしか知らなかったし、それだけでも充分だと思っていた。確かに代表作を知っていることは重要なことであるが、琳派を『琳派』として系統づけられたのが明治になってからのことであるとは知らなかったし、その重要な役目を日本橋の三越がはたしていたことなど全く思いもしなかった。「やっぱり三越は日本橋なんだ」と歴史の厚みを感じる。その琳派の西洋のアールヌーボーの作家たちに与えた影響（ジャポニズム）を考えると日本人の美意識の素晴らしさ、おしゃれさにもっと誇りをもつべきなのでは思う。酒井抱一の「蔓梅擬目白蒔絵軸盆」や「四季草花蒔絵茶箱」などなんておしゃれなんでしょうか。
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<title>十二世紀のアニメーション―国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの</title>
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<description>本書のウリは高畑勲という有名なアニメーション監督が現代アニメの技術・方法論を提示しながら、平安絵巻物を比較・論じているところです。「信貴山縁起絵巻」や「伴大納言絵詞」等はかつて日本史の史料集で見せら...</description>
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本書のウリは高畑勲という有名なアニメーション監督が現代アニメの技術・方法論を提示しながら、平安絵巻物を比較・論じているところです。「信貴山縁起絵巻」や「伴大納言絵詞」等はかつて日本史の史料集で見せられたことがありますが、歴史とか国宝美術とかの観点ではまるで興味関心をもてなかったのが、アニメという観点でなら「なるほど、そういうことだったのか絵巻物！」と、とたんに面白くなってくるから、まるで、３Ｄです。高畑勲の人間味あふれる解説と変則的ながら絵巻物を見るにふさわしい判（サイズ）が、日本のアニメを体系的に知りたければ平安時代からスタートするんだよということを教えてくれます。
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<title>続 北斎漫画図録</title>
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<title>国宝 (とんぼの本)</title>
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<description>いろいろな角度から国宝を非常に深く掘り下げており、すごい情報量だと思います。また実物の写真も多く使って紹介されており、きっとあなたの知的好奇心を満たすとともに、さらにかきたててくれるでしょう。実物を...</description>
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いろいろな角度から国宝を非常に深く掘り下げており、すごい情報量だと思います。また実物の写真も多く使って紹介されており、きっとあなたの知的好奇心を満たすとともに、さらにかきたててくれるでしょう。実物を見にいきたいな。
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<item rdf:about="http://47art-magazine.book-article.com/detail/19/4106021463.html">
<title>天才 青山二郎の眼力 (とんぼの本)</title>
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<item rdf:about="http://47art-magazine.book-article.com/detail/20/4003356918.html">
<title>河鍋暁斎</title>
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<description>本書は明治時代にお雇い外国人として来日し、鹿鳴館や上野博物館等を設計した建築家であると同時に、幕末から明治にかけて活躍した画家・河鍋暁斎に弟子であったジョサイア＝コンドルが、師・暁斎の生涯やその技法...</description>
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本書は明治時代にお雇い外国人として来日し、鹿鳴館や上野博物館等を設計した建築家であると同時に、幕末から明治にかけて活躍した画家・河鍋暁斎に弟子であったジョサイア＝コンドルが、師・暁斎の生涯やその技法について書いたものです。

技法の解説については、暁斎の解説というよりも日本画全般の解説になっており、専門家ではない読者にとってはやはりわからないところもありますが、それでも海外の画家との比較で色々と納得させられるところや得られる知識も多いですし、河鍋暁斎の生涯の解説は本当に面白いく（８歳の時に髑髏を拾ってきて写生した話とか笑）、図版も多くて嬉しい限りです。

実際に弟子として生活し、正確には師弟というよりも友人と言って良い程親しかったらしい人物が書くものですから、信憑性という点において本書は間違いないものでしょう。
また、お雇い外国人とて帝国大学の名誉教授になるような人物と、当時の天才画家という関係だけでも、十分に面白い内容であると思います。

さらに、豊富な訳注が読者の理解を助けてくれますし（素晴らしい文章に素晴らしい注がのっかった感じです）、訳者による巻末のコンドル自身の解説も面白く、この部分だけでも読む価値が十分あります。

河鍋暁斎に興味を持った人であれば誰にでも読む価値があると言える名著です。幕末明治期の天才画家と呼ばれている河鍋暁斎を知るうえには避けて通れない第一級の著作です。
暁斎の元に弟子入りし、「暁英」の画号を与えてもらったお雇い外国人建築家ジョサイア コンドルの卓越した観察眼に驚くと共に、当時の日本人が残し得なかった貴重な情報が綴られており、読み進めるたびにこのコンドルの残した著作の意味合いが見えてきました。天才画家とお雇い外国人との不思議な関係だけでなく、日本画を描くうえで必要な技法や顔料･染料、工程など実に興味深い事柄が記載してありました。

明治のお雇い外国人の文章を過去にいくつか読んだことがあるのですが、その大部分がエトランゼによる日本の印象記のようで、その域を越えないものばかりでしたが、本書は全く違いました。読めば読むほど驚嘆すべき詳細な説明で、本格的な日本画を描くにあたっての教科書のような内容と体裁を持っています。章立てを読むだけでその記述の確かさが伺えるとは思いますが、実に見事な描写ぶりでした。章立てを記しますと、暁斎の生涯、画材について、画法について、技法の実例、書名と印章、暁斎画コレクションとなっています。

河鍋暁斎の「十七世紀大和美人図」（部分）がカラーで掲載されていますし、第６章の暁斎画コレクションでは、魅力的な作品が白黒ではありますが、数十点掲載されているのはありがたいことです。訳注が１８頁、暁斎・コンドル略年譜が１６頁、コンドルの日本研究−訳者解説に代えて、が３４頁と実に丁寧な編集になっています。

本書の訳出、訳注、解説、略年譜を作成された山口静一氏の業績のお蔭で、なかなか知るよしもない事柄を勉強させていただきました。これを名著と言わずとして何を挙げられようか、という心境です。明治のお雇い外国人コンドル（上野博物館、鹿鳴館、ニコライ堂、旧岩崎邸などを設計、岩手銀行や東京駅舎を設計した辰野金吾らを育てた）が、河鍋暁斎の弟子だったことをこの本で知った。 

英国人が書いたのだから、勘違い的オリエンタリズムに満ちているのだろうと思いきや、まったくそうではない。 
東洋的神秘（という言い方が悪しきオリエンタリズムに陥っていますね）を西洋的合理主義で記録した本書は、河鍋暁斎鑑賞のみならず、日本画を鑑賞したり、制作したりするうえで本書は大いに役立。 

お雇い外国人の多くがサッサと日本を引き上げたのに対して、コンドルは没するまで日本に居座った。そして、洋風建築ばかりか、こんな素晴らしい本まで残してくれた。感謝してもしきれない。 
河鍋暁斎の弟子暁英（＝ジョサイア・コンドル）による、「PAINTINGS AND STUDIES BY KAWANABE KYOSAI」の邦訳。
1984年に河鍋暁斎記念美術館から山口静一訳による『河鍋暁斎-本画と画稿』が発行されていたが、高価なこともあり購入はしていなかった。

本著は基本的に内容は同じだが、十分の一の値段で、しかも20年前の誤りは正され、新たに解説が記載されている。弟子にる暁斎の画法紹介は丁寧であり、図版も多い。
暁斎による美人画をトリミングした表紙も素敵で、暁斎入門者にも、更に深く知りたいというファンにも格好の書物であり、何より貴重な文庫化であると思う。自信を持ってお勧めしたい。
絶版にならずに、長く愛されたいと願う本である。
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